

A. 歯科治療に関わらず、炎症のある部位の治療は術後、痛みがでる事が多いです。しかし、インプラント治療は手術前に口腔内の炎症、感染を除去する事が必然であるため、手術後の痛みが出る事は非常に少ないのです。又、当医院では、手術の際、手術部位に十分に麻酔をし、全身にも不安や痛みを和らげる薬(静脈内鎮静法)を使用しますので、痛みを感じることなく手術を受けることができます。
A. 手術後、インプラント体が骨とくっつかずに抜けてしまうことが稀にあります。原因は、感染によるものや噛み合わせによるものなど様々あり、また原因不明の場合もあります。しかし、骨の回復を待ち、再度同じ部位にインプラント体を入れることが可能な場合が多く、その後の経過に問題が生じることはほとんどありません。
A. 下顎の場合に考えられることですが、これは、インプラント手術によって下顎神経を損傷させてしまった場合におこります。しかし、手術前には骨の量や神経までの距離をレントゲン等で確認し、必要な場合はCTを撮ってより正確に調べるなど、充分なデータを集め、手術にあたる事でほとんどは防止できます。
A. インプラント治療は、最初は、下顎の歯が一本もない人に対して行なわれていました。それが上手く行く事が立証され始め、患者さん側からの要求と医療者側の要求に基づき部分的に歯が無い人や上顎に歯が無い人に対してもインプラント治療が行なわれる様になり様々な事が検証され現在に至っているわけです。現在では、上顎だから手術が難しいという事はありません。しかし、往々にして上顎の場合、インプラント体を入れたいところの骨の量が、深さや厚さが足りない場合が多のです。それでもインプラント治療をしていくとするならば、そこに骨を移植する必要が出てきます。この移植は全ての症例で可能なわけではなく、簡単に出来るものでもありません。移植後の成功率も文献によっては多少低くなるというものもあります。そして、インプラントの成功と喫煙の関係についても様々な研究があり、現時点では喫煙と通常のインプラント手術の術後の成功率には強い因果関係は認められない様ですが、移植を伴う様なインプラント手術の場合喫煙者の成功率は明らかに下がってしまう様です。
また、上顎の手術は目や脳に近いから心配だというお話も時々お聞きしますが下の図をご覧いただければお解りの通り、インプラント体を埋め込む場所と目や脳の間には、大きな空洞(上顎洞といいます)があり、インプラントが直接目や脳にふれてしまうという事は、考えられませんのでご安心下さい。